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内定8社頂いて無事終了した就活〈体験記〉

大学4年の23卒で5月末に就活を終えたので、私自身の就活のざっくりとした流れや体験記と就活において大切だと思ったことについて書いていこうと思います。あくまで私の一例でぜひ真似してほしいというものではなく、就活をこれから始める方の参考に少しでもなればと思います。また、最終的にはIT系の企業のSEの職種に絞ったのでSEを目指す方の参考にもなればと思います。

 

 

私はこんな人

まず、前提として私は、地方旧帝大の文系学部4年(女)で、長期インターンなし、バイトもほぼやったことなし、サークルもゆるい音楽系サークルに一つだけ所属、コロナ前に一か月の短期留学の経験あり、TOEIC600点代(2022年1月には700点代のスコア取得)という状態で就活を始めた。就活を始めた当初は、どの業界に行きたいかすら明確ではなかった。

 

~時系列で私の就活の流れ~

 

2021年3月~6月 学部2年のおわり~学部3年はじめ

就活というワードが目に入ってくるようになる。とりあえず早く始めておいて損はないと思い、様々な就活サイトに一挙に登録。(外資就活、ワンキャリア、Unistyle、リクナビマイナビ等)Twitterでの情報収集も始める。

しかし、情報を一挙に浴びすぎた&やりたい仕事決まっていない&22卒の就活が活発な時期であったため、就活の大変さを感じて情報収集だけで満足してしまっていた。今振り返ってみるとここで自己分析と業界研究はやっておけばよかったなと後悔。しかし、この頃はいろんな可能性を捨てずに様々な業界を見ておいてよかった。また、就活とはどのようなものか、どういう進め方をすればよいのかについても主にTwitterで把握できたので良かった。

この頃にやっておいたら良いこと:(自己分析がこの4つの中でも一番大事)

  • 就活サイト登録 (しかし、登録しすぎると訳が分からなくなるのでほどほどに)
  • Twitterで情報収集 (ツイ廃だからか(?)最初は特にTwitterから情報収集できた。就活生向けの役に立つ情報を流してくれる方はたくさんいるのでそのような方をとりあえずフォロー。ただ、情報の見極めは大事、マウントツイートに惑わされないことも重要。)
  • 自己分析(過去自分が何をやったか、なぜ自分がその行動をとったのか書き出してみるだけでも!)
  • 業界研究(一つに絞ることはまだしなくていい、自己分析をしてどんな業界が向いてそうか、どんな仕事をやってみたいかとりあえず考える)
  • 資格取得 (おすすめはTOEICとITパスポート、資格の有無が大きな影響を及ぼすことはないが、あるに越したことはない。この時期なら勉強しておくべき。)

2021年7月頃~10月頃 学部3年夏

夏のインターン祭りの時期。とりあえず業界関係なく、ES出してWebテストを受けてみる日々。とにかくこの頃は面接が嫌いだったため、面接なしの選考にしかほぼ申し込んでいなかった。しかし、自己分析をやっていない&自分に自信がない&情報集めすぎて結局どのインターンに参加すればよいかわからない状態&ESを書くことになれていなかったため、時間ばかりかかってやる気がどんどんなくなっていった。

頑張ってはいたような気がするが、参加したインターンは10にも満たないと思う。記録もとっていなかったので今ではインターンに参加した企業すらほぼ覚えてない。しかし、内定をただいた企業のどのインターンにも参加していないのは確か…。あとからインターンに参加しておけばよかったと思う企業もあったので頑張れる人はインターンから頑張るべきだけどインターン参加してないからと言って本選考をあきらめるほどではない。

この頃にやっておいたらいいこと

  • インターンの情報収集
  • ES、Webテ、できれば面接に慣れておく、記録もとっておく
  • インターンに参加したら振り返りくらいはしておく

2021年11月頃~2022年1月頃 学部3年冬

就活を始めた当初は年内に内定をもらえるのが理想だったが、全然そんなうまくいかなかった。いわゆる中だるみの時期。多分この頃はTOEICの勉強を熱心にやっていたような気がする。あとは韓国の推しに時間を溶かす日々で気付いたら2022年。内定もらえた!という人もTwitterにいたのでTwitterを見ないようになった。(笑)

2022年2月 学部3年冬

そろそろ就活に対して焦り始める。友達に就活エージェント(無料だった)を勧められ、面談を受けてみる。押しが強く、IT系とかSEが向いています!!と言われ、志望動機も半分以上作ってくれて(笑)とりあえず就活再開。

自分でも大学でプログラミングを少しやった経験もあり、ゼミでも少し分析のようなこともやっていたので話すネタもあり、IT系に絞られていった。自分で少し業界研究をしてもIT系にデメリットはなく、そろそろ絞っていかないとと思っていたので優柔不断な私にとってはすっぱり決める機会があってよかった。

エージェントさんに紹介してもらった会社中心に会社説明会に出て、ES作成を延々とこなす日々。ESは業界を絞ったので書きやすく、あまり落ちることもなかった。しかし、エージェントさんが紹介してくれる企業は最大手企業があまりなく、ベンチャー等ばかりだったので自分でしっかりと業界研究をして良いと思った企業はとりあえずESを出しまくった。企業選びは、面接を受けたり内定をもらってから決めるので良い。ネットや会社説明会の情報だけで企業選びなんてできないから、とりあえずESは出せるだけ出す。

2022年3月~4月 学部4年にかけて

就活真っ盛りの時期。毎日締め切りに追われていてカレンダーが真っ赤だった。本当にきつくて最初は面接で泣いたこともあった。でも、自分のやり方を見つけて経験を積んでいくとESにも面接にも慣れていった。4月中旬ごろには内定を3つほど頂き、気持ちに余裕が出てきた。その頃には自分でも驚くくらい質問に対しての答えがすらすらと出てきて自分の成長を感じて少しうれしくなった。

この時期は、辛くてもとりあえずしがみつく。天才じゃない限りみんな状況は一緒。場数を踏むことでしか大きな成長は得られないから、企業研究、メールチェック、ES書く、面接に挑む、をひたすら繰り返していた。私は推しにとても力をもらえていたのと気分転換になったので何とか頑張れた。推しでも何かしら趣味でも気分転換は大事。

2022年5月~6月上旬 学部4年

就活も落ち着いて慣れてきた時期。しかし、志望度の高い企業がまだ待ち構えていたので気を抜かずにやった。私自身、志望度の高い企業2つのうち1つには何とか内定を頂くことができた。最終的に内定承諾で迷った企業が二社あったが、内定後に自分から面接をお願いするなどしてより納得して企業を選び、就活を終えた。

就活を終えて全体的な感想

  1. 就活はとにかく慣れ。経験が大事。やみくもにやるのは良くないが、たくさんエントリーして面接など場数を踏むことで確実に自分に自信が持てる。
  2. オンライン就活となった今、情報収集が大事。自分で情報を取りに行く。私は、twitter、就活サイト、本を読んだりして情報を集めた。本は、大学であまり読んでいなかったのでamazonkindle Unlimitedの読み放題に登録してビジネス書等読んでみた。面接で抽象的な質問をされたときに、あの本読んでいて良かった、となったことがあったので予期せぬところで役に立った。

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  3. 最初からうまくいかなくて当たり前。何が原因かを探ってみる努力をする。わからなければ周りの人にも頼る。
  4. 行き詰ったら原因について考えること、適度に休むこと、周りを遠慮なく頼る。登録している就活サイトで面接してくれるところなどもいくらでもあるので最終的にそのようなものに頼っても良いと思う。何より自分を全く知らない人なので悩みを話しやすいし客観的な意見を述べてくれると思うので新たな発見もある。
  5. ESは自分の経験を絡めて書く。結論ファースト。(またESに関しては詳しく書くかも?)
  6. Webテストもとにかく慣れ。私は、問題集を特に買ってない。インターンや本選考を受けまくって自然と解けるようになった。(と思っている。)解答集なんかは買っても意味ないと思うし、リスクを背負うくらいなら自分で解く方がマシ。Webテストから難しいような企業を受けてないからかもしれないが。(笑)コツをネットで調べるなどはした。
  7. 面接どれだけ経験を積んだか、自信を持ってどれだけ論理的に落ち着いて話すことができるか、にかかっている。私の場合、自分で話すことが苦手でバイト経験もなく、面接にとにかく苦手意識があり、面接中泣いたこともあった。私が克服できたのは、なぜ緊張して話せなくなるのかその原因を考え、解決できたからだ。緊張していたのは、うまくやらなくてはと自分自身を追い込んで自分で緊張感を高め、自分を素直に出せていなかったからだった。そこから面接官も完璧人間ではない、素直な自分を出せばよいと気持ちが軽くなり、場数も踏んでいったことで面接に対する苦手意識がなくなった。面接は質問に対しての答えを用意することよりも面接に臨む気持ちが大事。また、自信がなくても超自信満々であるように振る舞うことも大事。私を採用しないと損しますよ?くらいの米倉涼子マインド(?)でいく。
  8. GD(グループディスカッション)これも慣れ。間違っててもいいからとにかく発言して存在感を出すのが大事。役割分担をはじめにすると思うが、話すのが苦手な人はとにかく書記。Googleドキュメントを用意しておいてすぐ共有すると、できる人感が出るし、他の人ほど話さなくても存在感はある。(全く話さないのは絶対ダメ) あと、自分の考えもまとまり、発表できそうなら私が発表しますと気兼ねなく言える。
  9. 地方に住んでいるのでオンラインの就活で本当に良かった。私は、オンライン就活にメリットしか感じなかった。東京に対面での面接に一回行ったこと、テストセンターへ1回行ったこと以外就活のために外出することはなかった。そのため、就活用のスーツのスカートも靴も1回しか使っていない。(笑)私は、カリクル

    caricuru.jp

    という無料でスーツを貸して頂けるサービスを利用したのでスーツすら買っていない。買ったものは、シャツと靴だけ。一万円以内。鞄も家にあった黒いそれっぽい鞄を持って行ったが、何の支障もなかった。
  10. 1か月間だったが、英語圏への留学経験がかなり話のネタとして役に立った。コロナ禍で厳しいかもしれないが、留学に興味あるなら一か月でも行っておいたら何かと役に立つ。就活以上に私は考え方など大きく変わるきっかけとなって良い経験だったので本当にお勧め。

 

就活してた頃は本当にきつくて大変だったけど、振り返ってみれば、内定も結果的には無事頂けたし、人と臆せず話せるようになって良い経験になったな~と。

ES、面接に関してなどはまた後々詳しく書くかもしれません。(?)

長々と読んでいただき、ありがとうございました。